平成19年12月21日 国土交通省が選ぶ手づくり郷土賞の地域活動部門に「アカタン砂防歴史遺産利用活動」が選ばれ、認定証の伝達を受けました。
田倉川へと祖即渓流・赤谷川(通称アカタン)には、明治期に作られた土のえん堤2基と石積みのえん堤7基があります。
これがアカタン砂防です。
明治時代(約110年前)豪雨による大規模な土砂災害が発生。その後、災害防止のために県内砂防事業の先駆けとして築かれ、明治33年(1900年)から7年がかりで築きあげられました。
この貴重な歴史遺産は、地元の住民グループ「田倉川と暮らしの会」が古文書を調べ、現地調査を重ねて、2年がかりで発掘したものです。
会では草刈などの維持活動・案内板などの整備のほか、リトリートたくらを中心とした「屋根のない博物館」フィールド・ミュージアムとしてとらえ、遺跡見学会や土砂災害に関する防災境域、小中学生の自然学習、地域と都市住民の交流活動に展開しています。
今回の認定は、これらの積極的な活動が評価されたものです。
伊藤会長は「受賞してから、県内外から多くの問い合わせがあります。南越前町にこのような遺産が残されていることを、まず南越前町の皆さんに知ってもらい、町の大事な財産として引き継いでもらえれば嬉しい」と話され、受賞喜びを語りました。
(南越前町広報紙「南えちぜん」より一部抜粋させて頂きました)
